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『キングダム』は原泰久により週刊ヤングジャンプにて連載中の漫画作品。単行本は2008年9月現在で11巻まで発売されている。
中国の春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・信と後の始皇帝となる秦王・政の活躍を描く。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
登場人物
- 信(しん)
- 戦争孤児の少年。自らの腕一つで「天下の大将軍」として名を成すことを目指す。1巻冒頭で「李将軍」「李信」と呼ばれていることから、信=李信であると思われる。王都奪還編後、昌文君から恩賞として土地と家(小屋)を与えられ下僕から平民となる。更に対魏国戦争における武勲により、まだ少年ながら百人将へ取り立てられる。少年ながら武の天稟を持つ。
- 漂(ひょう)
- 主人公信の幼馴染。剣の腕は信と同等。信との対戦成績は1253戦334勝332敗587引き分け+2戦分(勝敗不明)。昌文君に身請けされ王宮に仕官する。外見が秦王と瓜二つ。
- 河了貂(かりょうてん)
- 黒卑村に住んでいた山民族の末裔。愛用の吹き矢はムタ(後述)からもらったもの。王都奪還編のときに女の子だと判る。料理の腕前は一級品。
- 秦王・嬴政(しんおう・えいせい)
- 秦国の若き王。後の始皇帝。漂と瓜二つ。秦の王でありながら山道に慣れていたり、小柄ながら腕力に優れていたりと謎も多い(8巻でその理由も判明)。
- 昌文君(しょうぶんくん)
- 政に忠誠を誓う秦国の大臣。王都奪還編後は少数勢力ながら自らの派閥を秦王派として立ち上げる。
- 壁(へき)
- 昌文君の副官。王都奪還編後、秦王派(昌文君派)武官の筆頭的な存在となる。対魏国戦争編では新任の千人将として登場。
- 朱凶(しゅきょう)
- 刺客を生業とする一族 影武者であった漂に致命傷を負わせ、漂及び信の足取りから政を追い詰めるが、信の剣によって倒される。200年前までは蚩尤に仕える一族だった。
王都奪還編
- 楊端和(ようたんわ)
- 山民族(山の民)の王。政の王都奪還に力を貸す。女性ながら、その武力は山の民一の女傑。過去に拘らず秦と和解して世界を広げる事を考えていた。
- バジオウ
- 山の民、滅んだバジ族の代表。信には隊長と呼ばれる。子どもの頃は言語も解さない獣同然の生活をしていたが楊端和に敗れてその一族に加わる。それから山の民、秦両方の言語を話す優秀な戦士に育つ。得物は双刀。強力な敵に当たる時にはかつての獣に戻る事も。実は方向音痴である。(4巻末より)
- タジフ
- 山の民、巨漢で剛力の戦士。得物は巨大な石球。自らの面を折った信を平地の戦士として認める。
- シュンメン
- 山の民、鳥牙族の代表。長刀を得物とする。
- 引き取られたランカイの教育係になっている(10巻末より)
- 成蟜(せいきょう)
- 政の異母弟。王弟(おうてい)。政から王位を奪うため竭氏と組みクーデターを起こした。性格は傲慢不遜。平民の血を引く兄、政を見下す。
- 竭氏(けつし)
- 秦国の左丞相。竭丞相。呂氏を蹴落とし大臣の頂点を狙う野心家。
- 肆氏(しし)
- 竭氏の参謀。竭氏と王弟派の反乱鎮圧後、反乱は不問とされ竭氏勢力の残党を任される。後に政の陣営に加わる。
- 左慈(さじ)
- 上級武官、肆氏の人斬り長で気性が荒い。選抜された勇猛な山の民を圧倒するほどの武力を持つが信に倒された。
- 魏興(ぎこう)
- 上級武官、他国も恐れる弩弓隊を率いる。秦王政を捜索する過程で黒卑村を殲滅した。王宮内での乱戦の最中に現れた王騎を偽りの昌文君の首を差し出したとして討とうとするも返り討ちに遭う。
- ランカイ
- 成蟜子飼いの常識外れの巨体と怪力を持つ巨漢。反乱鎮圧後は山の民に引き取られる。
- その後、楊端和の乗り物となっている模様。(10巻末より)
- ムタ
- 南越ベッサ族の戦士。吹き矢(毒矢)を武器とした戦いを行うが、その事を朱凶から卑怯と言われ誇りを汚されていた為、信との戦いは鉞で行う。一時は信を圧倒するが政の檄により自分を取り戻した信により倒される。吹き矢はちゃっかりと河了貂が受け継いでいる。
- 呂不韋(りょふい)=呂丞相
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- 王騎(おうき)
- 元秦国六大将軍の一人。かつて昌文君と共に政の曽祖父で戦神と呼ばれた昭王に仕えて戦場に名を馳せた武人。長平の戦いには副将として参戦した。別名を秦の怪鳥とも。昭王の死後、数多くの王から招聘されるも秦国で引退していた。はずであるが、王弟の反乱に参戦したり突如魏国との大戦に参戦したりとその行動は今の所常に気まま勝手である。
- 剣を向けたにも拘らず斬らなかったり質問には含みがあってもちゃんと答えるなど、信の事を気に入っているかのような行動を取るが本人は気に入っていないと言っている。
- 騰(とう)
- 王騎の副官。その容貌から胡人(中央アジア系の民族)のようである。飄々としており、特技は受け流しである(7巻巻末データより)。
- 昭王(しょうおう)
- 政の曽祖父の秦王、作中では昭王。政と王騎の会話の際に王騎の回想に登場。在位55年のほとんどを戦に明け暮れ戦神とも呼ばれ秦国中の武人に慕われた。王騎曰く中華統一に夢憧れる少年のような瞳を持ったキトクな王。
対魏国戦争編
- 澤圭(たくけい)
- 信が初陣で伍を組んだときの伍長。常に最弱の伍を率いるが彼の伍は常に誰も死なない。
- 尾平(びへい)=兄
- 信の同郷。信が初陣で伍を組んだ。出っ歯が特徴的。
- 尾到(びとう)=弟
- 信の同郷。信が初陣で伍を組んだ。兄より高い背と角刈りが特徴的。
- 羌瘣(きょうかい)
- 信が初陣で伍を組んだ謎の少年。登場時「キュウカイ」となっていたが誤植だったらしい。刺客襲来編でその正体は伝説の刺客一族「蚩尤」の一族の一人で、女性だったことが解る。
- 黒剛(こくごう)
- 秦の将軍。丸城の城主でその隻眼と傷の容貌から星眼の黒龍と呼ばれた猛将。呉慶の軍に敗れて討ち死に。
- 尚鹿(しょうろく)
- 秦国の千人将。
- 縛虎申(ばくこしん)
- 秦国の千人将。猪突猛進タイプの将。配下の兵には厳しいが全ては勝利の為に。尚鹿曰く味方が大勢殺られた時ほど無茶をする。信達を従え宮元軍を突破後、黄に左胸を穿たれ視力を失いながらも丘上の宮元を討ち取る。信に先陣に立つ将としての生き様を見せた後、部下の肩に支えられ逝く。
- 麃公(ひょうこう)
- 秦国の大将軍。戦場の微細な変化や気配を感じ取る能力と勝負勘、武勇に長け彼が先頭に立つと率いる兵もまた鬼神と化す。その武力は王騎をして軍の武力は王騎軍よりも上と言わしめた。呉慶の用兵術の前に軍が壊滅しかけるも側面から駆けつけた信と壁、尚鹿の隊の援護もあって呉慶との一騎打ちに持ち込む事に成功。当初は呉慶という人物を知る為に少し手を抜いて戦っていたらしい。しかし、最後は圧倒的武力で呉慶を屠る。部下に言わせると「不思議なお方。」
- 呉慶(ごけい)
- 魏国の将軍。趙に滅ぼされた亡国の王族であり故国滅亡後、名を変え顔に墨を入れ放浪している中で魏の信陵君の元でその才を見出され名を取り戻し魏の将軍となる。知略に長けながらも優れた武力を併せ持つ。対魏国戦にて攻め手である秦の丸城を落とし、城内の人間を皆殺しにした。蛇甘平原での決戦にて麃公との一騎打ちで戦死。
- じぃ(じぃ)
- 呉慶に30年以上前から仕える。現在では呉慶の参謀的存在。
- 朱鬼(しゅき)
- 呉慶の部将。きつい目つきと顔の傷が特徴的。麻鬼と行動を共にする。麃公を討つ為、麻鬼と麃公軍の前に立つが麻鬼が信に討たれた直後に麃公に斬殺される。必殺技は朱鬼麻鬼ツインアタック(7巻末より)
- 麻鬼(まき)
- 呉慶の部将。細い目と無表情が特徴的。朱鬼と行動を共にする。麃公を討つ為、朱鬼と麃公軍の前に立つが側面から現れた信と一騎打ちとなり、当初は信を圧倒するも麃公の接近に急いて信を討とうと動きが粗くなった隙を突かれて討たれる。必殺技は朱鬼麻鬼ツインアタック(7巻末より)
- 宮元(きゅうげん)
- 呉慶の副将。戦略家ながらもかつては呉慶と共に前線を荒らすほどの武人であった。縛虎申に討たれる。
- 白亀西(はくきさい)
- 呉慶の副将。あまり目立ってない。
- 黄離元(こうりげん)
- 宮元の部将。弓術に長け、宮元の連弩隊を指揮して縛虎申隊に当たる。縛の左胸を穿つも縛の盾となった信に矢を全て防がれる。信に武の天稟を見出し、信を討つ為に騎馬の脳天を射抜くが騎馬の予想外の奮闘に驚いた所を信に討たれる。
秦国帰還編
- 紫夏(しか)
- 趙国の闇商、紫家の頭目を勤める女性。政を秦国に帰還させる為、道剣に協力する。
- 江彰(こうしょう)
- 闇商で紫夏の孤児時代からの幼馴染。
- 亜門(あもん)
- 闇商で紫夏の孤児時代からの幼馴染。おかっぱ頭でキモい(と紫夏に言われる)。
- 道剣(どうけん)
- 秦国の役人。秦国の太子となった政を秦国に連れ戻す為、趙を訪れる。
- 冬顔(とうがん)
- 政を追跡する趙の騎馬隊を率いる将校。
- 白起(はくき)
- 元秦国六大将軍一人。長平の戦いで趙軍40万を坑(あなうめ)にする。後姿だけ登場。
- 亡霊(ぼうれい)
- 政が見た政に瓜二つの亡霊若しくは幻覚。数多の亡霊達と共に政を悩ませ、趙国に留めようとする。
刺客襲来編
- 堅仙(けんせん)
- 暗器の使用に長ける刺客集団。
- 号馬(ごうま)
- 集団での陣形による技に長ける刺客集団。
- 赫力(かくりき)
- 気を内に練り、刃物をも通さぬ肉体と剛拳で闘う刺客集団。当初「かくきり」と振り仮名がされて居たが、誤植である。
- 田有(でんゆう)
- 魏国大戦編で信と同じ第4軍に所属していた兵士。並外れた怪力を誇り、意外と人柄も良いらしい。
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